日本初の2大会連続で指揮を執る森保一監督(57)が、ワールドカップ(W杯)で自国最多の「監督3勝目」を挙げた。

過去7大会で1勝3分け3敗と苦しんできた1次リーグ第2戦。自身も前回大会でコスタリカに0-1の苦杯をなめたが、この日は4-0大勝で進歩を証明。「鬼門」を難なく打ち破った。海外では初の2戦目勝利で負の歴史に終止符を打った。

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1986年。森保監督が高校3年の時、ここメキシコでW杯が開催された。チュニジア戦の前に流れた過去大会ハイライト映像にも盛り込まれた、英雄マラドーナがアルゼンチンを優勝に導いた大会だ。森保青年の記憶に強く残っている。

「その前のスペイン大会で一発退場していたマラドーナが優勝して、歴史のつながりを感じました。MFブルチャガらアシストする側の人たち、いぶし銀の活躍をする人たちをよく見ていた印象が残っています」

あれから40年。青く染まった舞台で攻守に隙のないサッカーを披露し、自身が率いる日本が本場を魅了した。試合後、会場に響き渡った「ハポン(日本)」コール。21年東京五輪の代表監督時代には、銅メダルの68年メキシコ五輪を超えようとしたものの4位で届かなかった。悔しさを歴史のつながりに乗せて「最高の景色」へ導く。【佐藤成】

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