男子110メートル障害で将来を期待される泉谷駿介(順大2年)は予選1組で13秒51(追い風2・7メートル)の1着だった。

19日のセイコーゴールデングランプリ大阪では追い風2・9メートルの参考記録ながら、13秒26。追い風2・0メートルを超える参考記録ながら、日本記録の13秒36を上回るタイムを出していた2年生は「タイムも悪くない。このまま準決勝、決勝と頑張っていきます。日本記録を切れるようにしたい」とうなずいた。

今大会は三刀流で挑む。神奈川・武相高3年時は8種競技で高校総体を制覇した。今大会も110メートル障害の以外に、走り幅跳び、3段跳びにエントリーしている。体力的にも厳しいが、「8種に比べたら、気持ちは楽です」と笑った。