浜松商・尾崎、先輩の東京国際大・伊藤の走りに刺激

第25回全国都道府県対抗男子駅伝が19日、広島・平和記念公園前発着(7区間48キロ)で行われる。県代表の注目は、浜松商高の尾崎健斗(2年)。1993年(平5)ユニバーシアード大会女子マラソン金メダルの川口紀子さんを母に持つ17歳が、安芸路で会心の走りを見せ、チームを3年ぶりの入賞に導く。

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県屈指の駅伝強豪校・浜松商高のエース尾崎が、初めて挑む都道府県駅伝に向けて、闘志をみなぎらせている。「チームの中学生、大学生は強い選手ばかり。自分を含めた高校生が踏ん張らないと入賞に届かないと思うので、頑張りたい」と抱負を語った。

幼少時から硬式テニスを行っていたが、マラソン選手だった母の勧めで新居中入学後に陸上を開始。しばらくは二足のわらじを履いていたが、中3夏以降はテニスを辞め、陸上一本を決断。浜商での最初の1年は、目立った成績を残せなかったが、昨年秋の高校駅伝県大会で1区出走。区間5位と善戦した。

飛躍は昨年。10月の競技会で5000メートル14分16秒49を記録し、自己ベストを更新。12月には、1万メートルでも29分40秒89で自己新をたたき出した。好記録連発の秘訣(ひけつ)について「体が成長して強くなり、走る量を増やすことができるようになったからだと思う」と明かした。

今年の正月には箱根駅伝をテレビ観戦。同校の先輩で、往路2区の区間2位伊藤達彦(東京国際大4年)の走りに刺激を受けた。「本当にすごい方だと思いました」。憧れの先輩とチームメートとなる本番では、1区を希望。「後を走る仲間に勢いを与えられるような走りをしたい」と意気込んだ。【河合萌彦】