駒大のルーキー鈴木芽吹は28分23秒87だった。目指すタイムが最も速い9組で、星岳(帝京大4年)に続く2着。最後に競り負けたのは納得できない様子だったが、上々の結果だった。「箱根は(区間の)距離が倍になる。しっかり走り込んで迎えたい」と語った。大八木監督は「2番じゃダメだね」。期待が大きいから、辛口だった。

全日本大学駅伝で駒大は6年ぶりの優勝を果たしたが、3区で区間5位。日本学生対校選手権の5000メートルで3位に入っている1年生は手放しでは喜べなかった。「悔しい走り。前を追う場面で積極的にいけなかった。自信をなくした」。

2冠が懸かる正月の箱根路は“挽回”を誓う。「全日本は物足りなかった。箱根はインパクトのある走りで貢献したい」と力を込めた。