今週は、米国でネット通販大手「楽天」に勤めながら、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのチアダンサーとして2シーズン目を迎えた砂川奈美さんです。チアと会社員の「チアリーマン生活」を続ける原動力について聞きました。
-NBAゴールデンステート・ウォリアーズのダンサーになりたいと思ったきっかけは
勤務している楽天が、2017年にNBAのゴールデンステート・ウォリアーズとパートナーシップ契約を発表したことです。NFLのジェッツのチアリーダーとして16年から2シーズンの活動を終え、引退を考えていました。発表後は、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのダンサーが私の新たな目標となりました。
-現在の生活について
カリフォルニア州サンマテオにあるオフィス「楽天クリムゾンキャンパス」で、平日は午前9時から午後6時まで働いています。チーム練習は週に3回で、勤務後の午後7時から11時まであります。シーズン中はホームゲームも平日に入るので、目まぐるしくも充実した日々を過ごしています。
-モットーは
「常に改善、常に前進」という楽天の主義です。仕事やチア、私生活においても心がけています。会社は私が入社した13年から年々進化を遂げ、グローバル企業へと変革していると感じます。チアダンサーとキャリアウーマンを同時にできるのは、楽天だからこそと、とてもありがたく思っています。
また、ダンスチームのチームメートも皆、仕事や学業とチアダンサーの活動を両立しています。学校の先生やエンジニア、歯科医、大学院生、ロースクールに通うなどさまざまです。仕事でキャリアを築きながらダンサーとしても活動する姿はすてきで、彼女たちからたくさんの刺激をもらっています。
-今後の目標について
公私ともにスポーツに関わっているため、プロスポーツを通して、日本や世界を笑顔に、そして、元気にしていく活動をしていきたいです!
◆砂川奈美(いさがわ・なみ)京都出身。Xリーグのアズワン、鹿島、リクシル、オールスタープロチアリーダーズを経て渡米。NFLチアリーダーとNBAチアダンサーを経験するのは日本人で3人目。YouTubeなどのSNSにて、プロのチアダンサーの魅力を発信中!