親子三代で五輪出場を目指す金戸凜(14=セントラルスポーツ)が、女子3メートル板飛び込みで291・80点をマークして大会2連覇を果たした。

 美しい入水を武器とする14歳は、4本目に67・20点を出すなど、ジャカルタ・アジア大会代表で2位だった宮本葉月を上回った。昨年から定期的にオーストラリア合宿を行っており「試合でいつも緊張しすぎていましたが、気持ちをコントロールできるようになってきた」と手応えを口にした。

 今年は7月の世界ジュニア選手権(ウクライナ)を大目標にしており、1年間で12試合に出場を予定している。昨年に比べて2倍の試合を消化して、どんどん経験を積んでいく覚悟だ。