米プロバスケットボール、NBAのサマーリーグは13日、ネバダ州ラスベガスで行われ、ネッツの一員として参加したジョージワシントン大卒の渡辺雄太(23)はペーサーズ戦に先発し、19分弱の出場で8得点、3アシストの成績で最終戦を終えた。試合は79-116で敗れた。同リーグでは守備で手応えをつかみ「通用する部分が見えた5試合だった。自分も負けてはいないと思う」と収穫を強調した。

 近日中に帰国し、今後は日本で練習しながらNBA入りに向けた吉報を待つ。9月にW杯アジア2次予選を控える日本代表に参加する可能性もある。「ひたすら努力して、開幕のロースター(登録選手)に残るという目標をしっかりつかみたい」と決意を示した。