バドミントン渡辺&東野、ジャパンOPで昨年雪辱を

バドミントンワールドツアーのダイハツヨネックスジャパンオープン(7月23日開幕、東京・武蔵の森スポーツプラザ)の記者発表会が東京・岸体育館で行われた。

混合ダブルス世界ランキング3位の渡辺勇大(21)、東野有紗(22=日本ユニシス)組は昨年3位の悔しさを晴らすべく優勝を目指す。渡辺は「地元東京での大会なので優勝したい」と語れば、東野も「いつも温か日本人の応援があるので力に変えてプレーしたい」と話した。

 

世界ランキング上位32選手に出場権が与えられる今大会は、世界バドミントン連盟トーナメントカテゴリーのグレード2に該当し、ワールドツアーファイナルズ、スーパー1000に次ぐ、スーパー750の重要な大会。東京五輪のテストイベントとして同時期・同会場で行われる。渡辺は「五輪は会場は同じでも雰囲気は違うと思う。風などを意識して戦いたい」と話す。

 

今月末から五輪出場権をかけた1年間の選考レースが始まる。未経験の2人は正直あまり意識をしていないという。渡辺は「大多数の人が特別視していることで意識するようになるかも。すべてが初めてなので楽しくできたら後悔しないかな」と胸の内を明かした。

 

19年初戦となったマレーシアマスターズで優勝、連覇を狙った3月の全英オープンでは決勝で敗れたものの準優勝。ここまで安定した戦いを続けてきたが、4月に入り、マレーシアオープンとシンガポールオープンで同じマレーシアのペアに敗れた。それでも渡辺は「実力不足だが、負けも自分にとってプラスになった」と語れば、東野も「少しずつやりたいことはできている」と前を向く。

 

常に100%で勝つことを意識している2人。勝つために心がけていることを聞かれた東野は「人間観察が好きで、人を見て、いいことがありますようにと幸せを願って生きています。そう思うと自分にいいことが返ってくると思って」と周囲を笑わせた。渡辺も「落ちているゴミは拾います」とこちらも笑顔で即答。日ごろの行いが勝利となって2人を後押しし、1年後今度は自分たちが東京五輪出場という幸せを手にする。【松熊洋介】

その他の写真

  • 渡辺勇大(右)と東野有紗(2018年12月2日撮影)