フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯が22日に札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。男子の羽生結弦(24=ANA)は21日、会場での公式練習後に会見。この大会では過去に、ショートプログラム(SP)で2度、フリーと合計で1度の計4度、当時の歴代最高点を更新してきた。シリーズ上位6人で争われるファイナル(12月、イタリア・トリノ)への3年ぶり進出に向け、まず22日のSPに臨む。羽生の主な一問一答は以下の通り。

-演技のテーマは

羽生 この間(スケートカナダ)とあまり変わらないです。自分の道を突き進んで練習してきた。しっかりトレーニングしてきたこと、練習してきたことが実を結ぶように、ここでの調整を1つ1つ感じながら。練習は練習で大事だけれど、本番は本番。本番でいい演技を見せたい。

-NHK杯との相性をどう考えるか

羽生 特にないです。試合は試合なので。どんな時でも、どんなシーズンでもNHK杯っていうタイトルがあるだけで、その時期にあるもの。思い出もあるし、思い入れも強いけれど、今回は今回。

-ケガしないためにやっていることは

羽生 自分がどれぐらいジャンプの本数が必要なのかだったり、氷上で何ができるか、陸上で何ができるかを綿密に考えている。もちろん計画通りにいかないのが人生。いろいろなことが、計画通りにいっている訳ではない。それでもある程度、この感触の時はこれぐらいでできるなというのを、あらためてケガを通して感じている。