フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯の公式練習が22日午前から行われ、午後に男子ショートプログラム(SP)が控える羽生結弦(24=ANA)が調整に励んだ。

開始2分過ぎ、フリーに組み込む4回転トーループ-1オイラー-3回転フリップでジャンプの感触を確かめる。SPの曲かけでは、2本の4回転ジャンプが失敗したが、その後の時間ですぐに再挑戦。4回転サルコー、トーループからの連続ともに大きな加点が付きそうな跳躍を決めた。

NHK杯では過去に、ショートプログラム(SP)で2度、フリーと合計で1度ずつの計4度、当時の歴代最高点を更新してきた。シリーズ上位6人で争われるファイナル(12月、イタリア・トリノ)への3年ぶり進出に向け、本番を迎える。