大麻逮捕日大ラグビー部員、高校時代は強豪校で主将

東京都渋谷区の路上で大麻を所持したとして、警視庁原宿署は20日までに、大麻取締法違反(所持)の容疑で、日大ラグビー部員の樋口弘晃容疑者(21)を逮捕した。逮捕容疑は18日夜、渋谷区の路上で大麻を所持した疑い。警察官が不審な様子に気付き、職務質問して発覚した。

原宿署によると、容疑を認め「自分で使っていた」と供述している。同署は20日午前、東京都稲城市のラグビー部の寮を家宅捜索して入手経路などを詳しく調べている。部員の逮捕を受け、日大ラグビー部はこの日、公式HPで活動の無期限停止を発表。今後は警察の捜査に協力しながら、内部調査を進める方針で「当該部員に対しては、捜査状況を踏まえて厳正に対処します」とコメントした。

樋口容疑者は3年生。157センチ、67キロと小柄でポジションはSH。全国高校大会(花園)に8度出場した熊本の強豪、荒尾・岱志(たいし)高(現岱志高)出身で主将を務めた。OBには19年W杯日本代表SH流大(27=サントリー)らがいる。容疑者を知る高校関係者は「寝耳に水。報道で知って、ただただ驚いた。うそであってほしい」と動揺を隠せない様子だった。

日大ラグビー部は1928年(昭3)創部。関東リーグ戦を3度優勝した古豪として知られている。今季はリーグ戦1部で2位。昨年12月の全国大学選手権では8強進出を果たした。樋口容疑者は同選手権はベンチ外だった。

日大では、18年5月にアメリカンフットボールの定期戦で起きた悪質タックル問題の不祥事も表面化した。