搭乗していたヘリコプターの墜落で、米NBAの元スター選手、コービー・ブライアント氏(41)が26日(日本時間27日)死亡したとの報道を受け、八村塁(21)が所属するウィザーズのブルックス監督はホークス戦の前に取材に応じた。

「娘が彼の娘と同じ学校に通っていたこともあり、近くに住んでいたのでシーズン中にもよく会うことがあった。言葉では言い表せない思い。彼がバスケットボールだけでなく、スポーツ界に与えた影響、素晴らしいメンタリティを持った選手で、一緒にプレーしたいと思う選手だった」とコメントした。

またホークスのピアース監督は「彼のゲームに対する情熱、気迫だけでなく、父親として引退してから、いつも家族と一緒にいる姿をリスペクトしていた」と話した。

試合開始直後、24秒間は両チームがボールを動かさず、ブライアント氏にささげられた。会場からは拍手やコールが沸き起こり、追悼した。

普段よりレーカーズの試合をよく観戦していたというブライアント氏は、前日25日(日本時間26日)の試合で自身のキャリア通算得点(3万3643点)を抜き、歴代3位に浮上したレブロン・ジェームズに「レブロンはバスケットを前進させ続けている。彼に大きなリスペクトを」と自身のツイッターで祝福のメッセージを送っていた。