19年ラグビーW杯日本大会で、主将として日本代表の8強入りに貢献したリーチ・マイケル(31=東芝)が26日、東京・府中市の東芝ラグビー場で行われた、コロナ禍での医療従事者らを支援する「ラゾーナ川崎プラザ募金」贈呈式に出席した。

午前練習後、リーチは黒のマスクを着用して参加。今年から選手会長に就任し、チームを代表して「全国のエッセンシャルワーカーに感謝している。僕らは感染者が増えないように、日頃からマスクや手洗いなどを徹底して気を付けることが大事で、エッセンシャルワーカーに迷惑をかけないように努力することが一番のディフェンスになる。新しい生活はちょっと苦しいけど、みんながやればコロナを倒せると思う」とあいさつした。

募金は、東芝のオフィスが大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」に入っていることなどから実現。これまでもイベントなどで交流があり、当初の依頼はメッセージ提供のみであったが、選手たちから「募金もしたい」との声が上がり、募金活動にも協力した。選手約50人とスタッフらから集めた募金(金額は非公表)は、ラゾーナ川崎プラザを通じて、かながわコロナ医療基金に寄付される。