日本ラグビー協会は12日、21年度の日本代表候補選手52人を発表した。
20年度は新型コロナウイルスの影響でテストマッチが行えず、過去最高の8強入りを果たした19年ワールドカップ(W杯)日本大会以来の代表活動となる。
同W杯日本代表からは31人中21人が候補入り。すでに現役引退したトンプソン・ルーク氏(39)や、4月に順大医学部へ入学し、今季限りで引退するパナソニックWTB福岡堅樹(28)らが抜けた。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(51、HC)は「W杯以降、代表から引退したプレーヤーもいれば、個人的な理由で代表選考の対象にならなくなったプレーヤーもいます。これによって、次の選手層にいるプレーヤーたちには、全力をぶつけて代表レベルでプレーできることを示すチャンスが与えられます」とコメントした。
19年W杯日本代表で、21年度の候補から外れた選手(敬称略)は以下の通り。
◆プロップ 木津悠輔(25=トヨタ自動車)
◆フッカー 北出卓也(28=サントリー)
堀江翔太(35=パナソニック)
◆ロック トンプソン・ルーク(39=現役引退)
◆フランカー ツイ・ヘンドリック(33=サントリー)
徳永祥尭(29=東芝)
◆SH 田中史朗(36=パナソニック)
流大(28=サントリー)
◆WTB 福岡堅樹(28=パナソニック)
◆FB ウィリアム・トゥポウ(30=コカ・コーラ)