東地区2位福島ファイヤーボンズが圧倒した。同5位山形ワイヴァンズを93-69で下して2連勝。ジェイソン・ウォッシュバーン(31)がシュート成功率100%でチームトップの20得点を挙げた。W杯予選を戦うフィンランド代表に選出され、チームを一時離脱するエリック(31)とアレックス(28)のマーフィー兄弟も、それぞれ2桁得点をマーク。通算成績を27勝11敗とし、次節の26、27日に首位FE名古屋と直接対決を迎える。

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福島にマーフィー兄弟あり! 46-24の第3クオーター(Q)残り9分15秒、長谷川智伸(31)のアシストから弟アレックスが豪快にワンハンドダンク。64-39の同Q残り1分12秒、アレックスが自陣からロングパスを通し、兄エリックが落ち着いてジャンプシュートを決める。この35秒前にも逆の流れで兄弟ホットラインが開通。呼吸の合ったプレーを随所に見せた。

確実に得点を重ねた。福島は39本放った2点シュートのうち30本を沈め、成功率76・9%。前半終了時点で19点差をつけた。エリックは10得点8リバウンド3アシスト。13得点4リバウンド4アシストのアレックスは「全体を通していいゲームだった。前半に2桁の差があり、後半もいい立ち上がりで試合をコントロールできた」と振り返った。

マーフィー兄弟はそろってフィンランド代表に選出された。アレックスは「すごく楽しみだし、いい機会。長い間、代表に選ばれていて、特に母が喜んでいるのでうれしい」。来年8月末から日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアの3カ国共催でW杯が行われ、欧州予選のスロベニア戦(25、28日、ともに現地時間)出場でチームを一時離脱。26、27日の首位FE名古屋戦は欠場し、それ以降の復帰時期は未定だ。

今季はFE名古屋との直接対決は2勝2敗。森山知広GM兼ヘッドコーチ(38)も「名古屋は苦手ではないので、全員そろったフルロースターで戦いたかったのが正直なところ。(マーフィー兄弟)2人がいないのは大きいが、目の前の相手に向き合って戦いたい」。総力戦で勝利を重ねていく。【山田愛斗】