フィギュアスケートの世界選手権で日本女子最多4度目の優勝を成し遂げた坂本花織(25=シスメックス)が31日、同2位の千葉百音(もね、20=木下グループ)らとともに帰国した。

現役最後の大会を有終の美で飾った坂本は「解放感しかないですよ(笑い)」と満面の笑み。感慨深いものとなった最後の世界選手権を「オリンピックでは全員が自分に集中していたので、なかなか引退組に目が向く雰囲気にはならなかったけど、今回の世界選手権はみんながおめでとうだったり、お疲れさまだったりと祝福をしてくれた。それがすごくうれしかったし、最後まで全部の大会に出ることができたので、本当に最後出て良かった」と振り返った。

現地では大会後にサプライズパーティーが開かれたといい「みんながケーキや飲み物を用意して、部屋も飾り付けしてくれて、明け方までやってました(笑い)。歌って踊って、めっちゃ楽しかった」と満喫。今後の日本フィギュア界をけん引する後輩たちには「頑張ってくださいというだけ。その人らしくやっていけば、見ている人は見ている。自分らしく過ごして欲しい」とメッセージを送った。

今後は指導者として第2の人生をスタートさせる。「ジュニアやシニアというより、小さい子を教えるところに入ろうと思っている」とプランを明かした世界女王は「中野(園子)先生が本当に死力を尽くしてここまで育ててくださったので、神戸クラブで築き上げたものは自分がしっかり受け継いで、つなげないとなと思っている。次に世界に出ていく選手を一から育てたい」と決意。新たな舞台での活躍に意欲を見せた。