NAOTO、TAKAHIRO、白濱亜嵐が語る「POWER OF WISH」そしてファンへの思い

ストーリーズ

取材・構成=大友陽平

<EXILEとドームツアー・後編>

EXILEが7月6日から、2年5カ月ぶりの全国ドームツアー「POWER OF WISH」を開催中だ。01年9月にデビューし、グループ単独では7回目のドームツアーでは、ATSUSHI(42)が“限定復帰”して、20周年イヤーの節目も締めくくる。EXILEにとって「ドームツアー」とはどんなものなのか? 後編では、NAOTO(38)TAKAHIRO(37)白濱亜嵐(29)が「EXILEとドーム」について語り合った。【取材・構成=大友陽平】

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EXILE NAOTO(22年6月撮影)

EXILE NAOTO(22年6月撮影)

本格的な20周年イヤーのスタートは、13年ぶりのアリーナツアー「RED PHOENIX」だった。小林直己(37)はけがのため欠場したが、2月の福井公演を皮切りに、5月末の東京公演までを完走した。

NAOTO 僕はEXILEになって初めてのアリーナツアーが「THE MONSTER」(09年)で、それ以来、久しぶりにアリーナのステージに立って、こんなにもお客さんと近いんだというのを初日から感じました。お客さんもそう思ってくれているのかな? と思いますし、ドームツアーでは感じられなかった久しぶりの感覚を感じられました。

TAKAHIRO ドーム公演はどちらかというと、エンターテインメント性がより強いイメージがあるんですけど、今回のアリーナツアーに関しては、ライブ感がより一層強かったのかなと思います。ライブ前から、NAOTO君から『肉体で見せるライブになりそう』という話もしていて、良い意味で演出頼りではない、音楽とパフォーマンスの内容になったのかなと思っています。来てくださった方々には、ある意味EXILEで感じたことのない感覚を感じていただけたと思いますし、僕らも音楽が好きで、パフォーマンスが好きで、ダンスが好きで…という初心に返れました。

白濱 純粋にすごく楽しかったです。やりがいもありましたし、毎公演、自分自身も楽しみながらやりました。今のEXILEを見せるという目標があって、実際に終わった時に100%の形で見せられたなと感じました。体制が変わってから、それぞれいろいろな思いもあったと思うんですけど、その壁をぶち破れたのかなと思っています。

EXILE TAKAHIRO(22年6月撮影)

EXILE TAKAHIRO(22年6月撮影)

新生EXILEとしての手応えをしっかりとつかみつつ、コロナ禍などで“ラスト”を飾れなかったATSUSHIも迎えた「POWER OF WISH」では、どんな姿を見せていくのか。

白濱 リハーサルから、ATSUSHIさんの存在感ってやっぱりすごいなというのは、曲を聞いていても思います。「RED PHOENIX」で確立したところも見られると思いますし、EXILEが歩んできた軌跡を感じつつ、昔から応援してくださる方も、最近それぞれのグループからEXILEを知った若い世代の皆さんにも楽しんでもらえる内容になっていると思います。ただ、やっぱり名曲が多すぎて、曲がなかなか決められず…。セットリストを決めるのにめちゃ時間はかかりました。

TAKAHIRO ありがたいことにドームに立っていると、本当に1人1人のファンの皆さんがいて成り立ってるステージなんだということを感じるんです。いろいろな活動を通して、その実態をつかめたというか、地に足がようやくついたというか。その状態で、見せられなかったEXILEをもう1度、ファンの皆さんに見せられる。EXILEに対するファンの皆さんの思いって、僕らが1人1人、EXILEへの思いを持ってるように、皆さんも持っていただいてると思うんです。そんな皆さんの期待に応えられるように、感謝の思いをもって、10年、20年と応援してくださった皆さんに恩返しできればと思っています。

EXILE白濱亜嵐(22年6月撮影)

EXILE白濱亜嵐(22年6月撮影)

「TOWER OF WISH」、「STAR OF WISH」、そして今回の「POWER OF WISH」と、節目や時勢とともに「WISH=願い」を込めてきた。

NAOTO 自分たちでいうのもおこがましいのですが、「TOWER OF WISH」は自分たちの中でも伝説的なライブで、すごく印象的なライブでした。そこから「STAR OF WISH」、そして今回の「POWER OF WISH」と、今本当にみんなが必要としている“WISH”のパワーを集めて、またシリーズとしてやれるのはすごくうれしいです。

EXILEにとって、「ドームツアー」とは何だろうか。

TAKAHIRO “みんなの願いが集まる場所”だと思います。それぞれがいろいろな活動をさせていただいていますし、いろいろな夢があると思うんですけど、僕らのエンターテインメントのゴールというか、“本業”がそこにあるのかな、と。その目的があるから、いろいろなことも頑張れる。そして夢をかなえることで、また次の夢が出てくるので、スタートでもあります。

ファンへの熱い思いも乗せて、今回のドームツアーもまた1つのスタートにする。