女子400メートル(切断などT47)はリオ大会銅メダルの辻沙絵(22=日体大)にとって不満が残る今季初レースになった。

 「前半を27秒台で」とハイペースで入ったが、向かい風もあってラスト100メートルで失速。58~59秒台を狙いながら1分00秒40に終わった。同走の佐々木にもかわされて「前半に力が入りすぎて最後は膝が上がらなくなってしまいました」と振り返った。全体的なスピードアップと後半の走りを課題に、世界選手権でメダルを目指す。