国際パラリンピック委員会(IPC)は10日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来年に延期された東京パラリンピックに向けた卓球、車いすテニスの新たな予選方式を公式サイトで発表した。

卓球は今年5月にスロベニアで開催予定だった世界最終予選を来年4月10日から3日間、同国で開催する。車いすテニスは9日に国際テニス連盟が発表した通り、選考基準になる世界ランキングの発表時が今年6月8日から来年の6月7日に変更された。18年のアジアパラ競技会男女シングルス優勝者、国枝慎吾、上地結衣の出場は決まっている。

IPCは各競技団体と競技を重ね、4月末から順次新たな予選方式を発表してきた。この日で21競技となり、残りは柔道だけになった。