リオデジャネイロ五輪は21日夜(日本時間22日午前)、マラカナン競技場で閉会式を迎えた。東京都の小池百合子知事は、次期開催都市の長として、五輪旗を受け継ぐ「フラッグ・ハンドオーバーセレモニー」に登場した。

 晴れ舞台では「日本の勝負服」を着ると話していた通り、オフホワイトに鶴の刺しゅうが入った着物姿。金メダルをイメージした、ゴールドの帯を締めていた。

 激しい雨が降る中、着物の袖を少しまくるようにした小池氏は、リオ市のパエス市長、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から五輪旗を受け取ると、左右に5回振り、4年後の東京開催をアピールした。

 その後、演奏された国歌とともに日の丸が掲げられていくのを、胸に手を当てながら見上げていた。