東京都の小池百合子知事(69)は20日、都庁都民広場で行われた「東京都パラリンピック聖火リレー都内集火式」に出席した。

パラリンピックマスコットキャラクターのソメイティが大きく描かれたTシャツを着用して登壇。「都内全62区市町村それぞれに工夫を凝らしていただき採火を行い、それらがまとまって東京都の火となった。24日からの大会を安全安心なものとして成功させ、そのレガシーを持続可能な都市の発展につなげていきたい」とあいさつした。

壇上は東日本大震災の被災地から届いた象徴的な伝統品で彩られた。小池氏も「復興オリンピックであり、復興パラリンピックであります。(福島の)花や、(宮城の)七夕のぼんぼり、岩手の高校生が作ったカラフルな大漁旗など、被災県ゆかりのもので飾っていただきました。被災地の皆様の思いも、24日の開会式までリレーをつないでいきます」。東京都の聖火リレー点火セレモニー第1走者を担う、パラリンピック射撃元日本代表の田口亜希さん(50)に火をつないだ。

式典前のセレモニーには5人組子どもユニットFoorin(フーリン)が登場。大ヒット曲「パプリカ」を歌って会場を盛り上げた。