元S級1班の前田拓也(51=大阪)に復調の兆しが見えてきた。病気の治療のため、約2年間の長期欠場を経て23年7月に戦列復帰。以前のような輝きを失っていたが、もう1度以前の位置に戻りたいと思うようになった。

「今年の夏ごろに自分を見つめ直して、上のランクで走りたいと思うようになったんです。1人でやっていた練習をバンクでみんなとやったり、街道でもがき練習をしたりして、感じが良くなったんです」

その成果は成績に表れ始めた。8月以降は確定板に載る回数が明らかに増えた。直近2場所は準決進出も含めて、全て3着以内の好成績だ。

当面の目標はコンスタントに予選を突破すること。次に準決突破、決勝での結果と、ハードルは高くなるが、目標に向かう気持ちは充実している。初日の出番は予選8R。気迫の追い込み勝負で準決へ駆け上がる。