G1寛仁親王牌(10年前橋)とG2を2勝した名選手の市田佳寿浩(43=福井)が、23日に奈良競輪場で引退発表記者会見を行い、23年間の現役選手生活にピリオドを打つことを表明した。

今後は未定だが、指導者を含めて、何らかの形で自転車に携わっていくことを明らかにした。

◆市田佳寿浩(いちだ・かずひろ)1975年(昭50)7月28日、福井県坂井市生まれ。春江工卒。競輪学校76期生として95年8月松阪でデビュー。先行、まくりを武器にスター選手となった。10年寛仁親王牌でG1初優勝。G2は06年サマーナイトフェスティバル(函館)と10年西王座戦(玉野)で2冠。通算成績は1679戦451勝。通算獲得賞金は8億3238万852円。175センチ、80キロ。血液型A。