新潟の星がビッグスワンのピッチで再び光り輝いた。4-1で勝ったルヴァン杯準決勝第1戦の川崎F戦。アルビレックス新潟MF星雄次(32)が、骨折した5月22日のルヴァン杯秋田戦以来の先発で、今季公式戦初ゴールを決めた。3-0の後半8分、前線へ一気に攻め上がり、ペナルティーエリア手前から冷静にGKの動きを見て右足で蹴り込んだ。
ゴールだけでなく、どちらに転がるか分からないルーズボールへの反応など、安定したプレーを披露。小まめに動いて味方のパスコースをつくり、パスを受けては出す。ボランチで先発したMF秋山裕紀(23)とともにチームの攻撃にリズムを生み出し、そのパス交換を起点に先制ゴールが生まれた。
前半25分、星と同じく21年に新潟に加入した「軍団・星」のFW谷口海斗(29)が決めて先制。さらにメンバーの一員であるDF藤原奏哉(29)はフル出場し、後半5分にアシストをマークした。谷口の負傷交代は心配されるが、最年長32歳の軍団長に引っ張られるように、同期入団の仲良し2人も輝きを放った。
星の先発復帰もあって、チームは悪い流れを断った。現在はボランチを主戦場にしているが、サイドバック、サイドMFなど複数のポジションをこなすマルチプレーヤー。その器用さは、新潟が「てっぺん」を目指す上では欠かせない。【石川秀和】




