元日本代表FWで日刊スポーツ評論家の永島昭浩氏(56)が、日本の修正能力を評価した。

26日の初戦は0-1で完敗。わずか中2日で迎えたこの日、選手は立場を一転させ、快勝でリベンジした。この力があれば、あくまで東京オリンピック(五輪)は金メダルを狙ってほしいと断言した。

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26日の初戦は試合会場で見ていたが、アルゼンチンの声ばかり響いていた。日本は立ち上がりから何十分もリズムをつくられ、ほぼ何もできなかった。迎えたこの日、日本は見事に立場を逆転させた。試合の入りから全員がハードワークを見せ、高い技術で試合を組み立てた。日本のよさで勝負した戦略勝ちだった。

その中で目立ったのがボランチの田中碧だ。今後のA代表の中心になると予感させるほどの内容。相手3、4人に囲まれようが、いなす。同時に前へパス。相手の球を奪い、カウンターの起点にもなる。初戦は出場停止で出ていなかった選手で、彼の存在の大きさが分かった。

ただ日本は、克服できていない課題もある。先制点は瀬古の縦パスに林が反応できたが、初戦を含めた2試合で中央から決定機をつくったのは、この日の2回ほど。サイド攻撃は定評はあるが、中央でもっと意図的にバランスよく、攻撃の回数を増やさないと。そのためには、久保が周囲を生かす動きも必要だし、久保が球を持った時に、周囲が動かないといけない。

とはいえ、初戦完敗の軌道修正をここまでできたのだから、日本は東京五輪へ堂々の優勝候補として準備してほしい。公言している金メダル獲得へ、本気で狙いにいってほしいと思う。(日刊スポーツ評論家)

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◆YouTubeチャンネル開設 永島昭浩氏は日本サッカー界を応援するため、18日から自身のYouTubeチャンネル「永島昭浩のナガタイムズ」を開設した。日本協会が将来の目標にワールドカップ(W杯)優勝を掲げるが、その目標へ何が必要かなどを独自の視点で語っている。