なでしこジャパンが決勝でオーストラリアを1-0で破り、2大会連続2度目の優勝を遂げた。
高倉麻子監督(50)は試合後、穏やかな口調で優勝の喜びを語った。
-接戦を制した
高倉監督 非常に厳しい戦いになると思っていた。苦しい時間帯が長く続いたが、粘り強く戦って勝利した選手たちにおめでとうと言いたい。
-優勝できた要因
高倉監督 世界も年々レベルアップしている中で、選手たちがレベルアップしていくようにいろいろな話をしたり、トレーニングの中でそうしたものを伝えていったりした。
-就任してから結果が出ない時期もあった
高倉監督 チームが育っていくのに時間が必要というのは当たり前のことだが、代表チームとしては常に勝たなければいけない宿命がある。そのへんは自分の中で折り合いをつけながらやってきた。
-大会を通しての収穫は
高倉監督 粘り強く日本らしい戦いをしながらタイトルを取れたことはチームにとって自信になる。私自身はまだまだ勉強しなければいけないことが多いと感じた大会だった。