日本代表の森保一監督が“二刀流”を継続させる。キリンチャレンジ杯の2試合で3バックを初採用。9日のエルサルバドル戦では柔軟性と対応力を高めるべく試合中に3バックから従来の4バックへのシステム変更にトライし、令和初勝利を無失点で飾った。14日開幕の南米選手権(ブラジル)のメンバーは3バックをベースにしてきたオリンピック(五輪)世代が中心。五輪監督も兼任する森保監督は「4バックでも3バックでも考えていきたい。東京五輪経由の22年ワールドカップ(W杯)カタール大会と長期的に見た中で五輪世代を多く招集させていただき、将来のA代表を踏まえた上で強化の試合になれば」と先を見据え、引き続き対応力も磨いていく方針を示した。
チーム強化に、柔らかい思考で取り組む。「一番大切なことは最大限力を発揮できるチーム作り。策に溺れるということもあると思うので」。システム論に固執せず、まずは今秋のW杯アジア2次予選に向け最善を追求する。本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジアが同1次予選を突破すれば対戦する可能性もあることには「日本人がアジアの中で頑張っているのは日本人として誇らしい。でも(当たれば)日本代表の勝利のために戦いたい。当たった時には目を合わせない。本田の方が目力がありそうなので」と、笑顔でエールを送った。【浜本卓也】

