日本サッカー協会(JFA)の公式サイトで公開されている、日本代表の森保一監督(52)の手記連載の最新回が19日、同サイトに掲載された。
3月の代表活動を振り返り、「約2年4カ月ぶりとなった国内での試合を通じてあらためて感じたのは、海外でプレーする選手たちの頼もしさとタフさでした」と、欧州からの長距離移動を経て戦う選手たちの強さをたたえた。
DF吉田麻也(32=サンプドリア)とMF守田英正(26)は、日本代表活動にチャーター機で参戦。到着したのは試合3日前の夜だったが、ともに試合では先発出場し、高いパフォーマンスを見せた。森保監督は「海外組の選手たちは、国内での活動の際には、練習で身体が重そうに見えることもありますが、試合当日には必ずといっていいほど、コンディションを合わせ、心身ともに戦える状態に持ってきてくれています。毎回、その姿勢と取り組みには頭が下がる思いです」とつづった。
東京五輪世代(当時のU-22日本代表)が19年11月に広島で活動した際は、海外組のコンディションが整っていなかったという。練習試合でもパフォーマンスは上がらず、チームを率いた横内昭展コーチ(53)が「日本代表の選手ならば、このタイミングで公式戦を戦っているぞ」と発破をかけたほど。森保監督は「経験を積んでいる段階だった当時のU-22日本代表選手たちは、それだけ時差調整やコンディション作りに苦労していたことがうかがえるエピソードでした」と、あらためてA代表の選手たちのタフさをたたえた。
また「代表活動に参加すること」のリスクにも言及した。代表に呼ばれた選手らは、クラブから離れている間にポジションを失う可能性があることも理解して、活動に参加している。森保監督は「ひと言でいえば、常にリスクを抱えているのです。それでもなお、日本代表の活動に誇りを持ち、プレーしてくれている。まさに日本を背負って戦ってくれている覚悟を知れば知るほど、頼もしさであり、たくましさを感じもします」と、選手への感謝をつづった。

