ミャンマーからの東京五輪出場をボイコットした競泳男子のウィン・テット・ウー(26)が27日に日刊スポーツの取材に応じた。
国軍のクーデターへの抗議の一環で、サッカーW杯2次予選への代表招集を拒否した選手たちに共感を示した。今後は、自らと同じように出場を拒んだ選手たちと連絡を取りながら、アスリート間での連帯組織をつくる考えも示した。
移住先のオーストラリアで五輪出場に向け準備してきたウーは今年4月、弾圧で800人超の犠牲者が出ている国内の現状に異議を唱え、東京五輪出場辞退を表明した。今回、サッカーでも一部で「不服従運動」の一環で同じような反応が起きた。これには「(サッカーは)国内でも一番人気のあるスポーツ。選手たちの勇敢な行動は、多くの子どもたちの希望になる」と指摘した。
一方で、日本戦は行われる。これには、「現体制下での代表試合は開催してほしくない」と主張。出場を拒否したとされる選手たちと連携し、軍事政権の行いを世界に発信する考えも示し「多くのアスリートたちと一緒になって、より強い力で変化を訴えたい」と話した。【平山連】

