日本代表候補合宿に招集されているGK権田修一(清水)が20日、オンラインで取材対応した。

今回の合宿にはGK谷晃生(湘南)とともに選出されていたが、谷が直前に負傷したことで練習生との2人体制になっている。年始は清水の練習場が使えるようになった8日から毎日トレーニングを重ねてきたといい「GKの動きは全然できる」とコンディションは順調に上がった。

1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦と続くワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2試合にはDF吉田麻也主将(サンプドリア)が負傷で欠場が決まっている状況。それでも権田は「本大会でも、出場停止とかけがとか(可能性はある)。どういう状況であっても、日本代表にいつも呼ばれている枠(の選手)だけじゃなく、日本の選手の総合力で勝つタメにも国内組の合宿をやっていると思う」と語り「代えのきかない選手という言葉もあるが、1人では補えないかもしれないけど、代表はみんなが力を尽くすところ」と、自身も含めて1人1人の自覚と責任感が大切になると語った。