3月のサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーが16日午後2時に発表される。

日本は24日にオーストラリア(シドニー)、29日にベトナム(埼玉)と戦う。

オーストラリア戦に勝てばその時点で7大会連続のW杯出場が確定、引き分けでもベトナム戦に勝てば決まる。

大一番に向け、森保一監督(53)の選手選考に注目が集まる。指揮官は「数名をプラスで招集することも考えている」と、23人より多くメンバーをそろえることも視野に入れている。

注目のメンバー選考のポイントを探ってみる。

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▽MF 最終予選の途中から、陣形を4-2-3-1から4-1-4-1に変更した。中盤の底、アンカーの位置にMF遠藤航(29=シュツットガルト)が入り、その脇のインサイドハーフにMF守田英正(26=サンタクララ)、MF田中碧(23=デュッセルドルフ)を配し、新たな中盤の形ができあがった。

これで、ただでさえ争いが厳しい2列目の競争はさらに激化。右サイドのMF伊東純也(29=ゲンク)がエース級の働きを見せる中、MF久保建英(20=マジョルカ)や好調MF堂安律(23=PSV)も主力の座を狙う。

左サイドは前回はMF南野拓実(27=リバプール)がスタメンを勝ち取ったが、ベテランMF原口元気(30=ハノーバー)に加えて負傷があったMF三笘薫(24=サンジロワーズ)ら候補は多い。

基本システム変更により、トップ下がなくなったことで選外が続くMF鎌田大地(25=フランクフルト)も欧州リーグで得点を挙げるなど、好調ぶりをアピールしている。

▽DF 最終ラインには前回負傷離脱していたチームの大黒柱で、主将のDF吉田麻也(33=サンプドリア)が復帰できる見通し。一方でDF冨安健洋(23=アーセナル)はけがから、いまだに戦列復帰できていないことから、今回の招集も難しいとみられる。吉田の相棒候補にはDF板倉滉(25=フローニンゲン)、前回の活動から現在も川崎フロンターレで抜群のパフォーマンスを続けているDF谷口彰悟(30)もいる。

W杯切符をつかみとるため、泣いても笑っても残りは2試合だけ。まずは、最初の決断となる、メンバーをどうするのか? 指揮官の判断に注目が集まる。

【岡崎悠利】