FIFA女子ワールドカップ(W杯)で日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、準々決勝でスウェーデン(同3位)と対戦し、1-2で敗れ、8強で敗退した。
前半はフィジカルで勝る相手の圧力に負けて劣勢を強いられたが、後半は盛り返し、終盤は猛攻を仕掛けた。世界3位の相手の堂々とした戦いぶりをみせた。
全試合に出場したDF熊谷紗希主将(32=ローマ)はテレビのフラッシュインタビューで「結果が全てなので、負けて終わっちゃったのはすごく悔しいですけど…うーん。今ちょっとこの状態で自分の試合を振り返るのは難しいかなと思いますけど、それでも自分たちは絶対にチャンスもあったし、最後本当に取り返すチャンスはいくらでもあったので、あとちょっと届かなかったのが、この自分たちの力のなさかなと思います」と悔しがった。
警戒していたセットプレーから2失点。終盤の猛攻ではクロスバー直撃のシュートが2度あるなど、多くの決定機を迎えたが、決めきれなかった。「やっぱりあれだけ自分たちが、少なからずチャンスは作れて、警戒してきたセットプレーから2失点する形になってしまった。たぶんもう少し後ろが踏ん張れれば、もうちょっと前にチャンスもできたのかなと思うんで、とにかく悔しいですけど、本当に一緒に戦ってくれた仲間に感謝したいです」。
今大会、5試合で15得点、3失点。下馬評を覆す戦いを繰り広げた。最年長としてチームをまとめた主将は「だからこそもう少しみんなとやりたかったですし、少しでも前に進むことがやっぱり女子サッカーの未来に絶対につながると思っていたので、どうしても前には進みたかったですけど、この結果をしっかり受け止めるしか、今はないのではないかと思っています」と目を潤ませながら答えた。
▼DF熊谷が主将として62試合目を迎え、宮間あやの最多主将記録に並んだ。初めて主将を務めたのは2013年3月の中国戦で、16年からの高倉監督体制と現在の池田監督体制では、続けて主将に任命されている。日本女子代表戦史上、主将が不明の試合が156試合あるため参考記録だが、勲章を1つ得た。チーム最年長32歳のDFは試合後「(チームに)いれたらいい」と、引き続き代表でのプレーに意欲を示した。

