AFCアジアカップ(アジア杯)で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表は3日午後2時半(日本時間同午後8時半)から、アルラヤンでの準々決勝で過去3度優勝のイラン代表と対戦する。
FIFAランキングは日本17位、イラン21位。イランは1月31日の決勝トーナメント1回戦でシリアを1-1からのPK戦の末に退けたが、先制点を挙げたFWタレミ(ポルト)が警告2枚を受けて退場処分となり、日本戦は出場停止となる。
◆2大会連続出場停止 過去の対戦成績は6勝5分け6敗と五分の星だが、アジア杯では日本が2勝1分けとリード。直近の対戦は19年1月28日のアジア杯準決勝で、日本がFW大迫勇也の2ゴールなどで3-0と快勝した。前回対戦時もキーマンのFWタレミが出場停止だった。
◆黄金世代 スポーツ専門メディアのESPNは現在のイラン代表を「黄金世代」と評する。日本は前回のアジア杯メンバーが5人にとどまり、この5年で世代交代を進めたが、イランはFWアズムン(ローマ)、GKベイランバンら当時の主力メンバーが15人も残り、連係を深める。平均年齢は日本の25・77歳に対してイランは29・04歳。経験豊富な選手がそろう。
◆乱闘騒ぎ イランは球際の激しさがあり、ラフな戦いもいとわない。前回対戦では後半終了間際に乱闘騒ぎがあった。MF柴崎岳がFWアズムンにあごをつかまれるなどお互いに熱くなった。DF長友佑都は試合翌日に自身のSNSを更新し「エレベーターでイランの選手と一緒になり、昨日はごめんねって謝ってきた。自分も挑発したから謝った。熱くなってたものがすっと消えた」と記していた。
◆就任後17戦無敗 イランは22年W杯カタール大会後の23年3月にガレノイ監督(60)が再登板。W杯を3大会連続で指揮したケイロス前監督の後任で、就任後は17戦無敗を続ける。日本は前回大会でもケイロス監督率いるイランの対アジア公式戦39戦無敗をストップ。今回もその再現が期待される。

