女子日本代表「なでしこキャパン」(FIFAランキング8位)がホスト国のオーストラリア(同15位)を1-0で下し、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。

前半17分にMF浜野まいか(21=トットナム)がミドルシュートを決めた。左サイドでMF長谷川唯(29=マンチェスターC)からパスを受けると、振り向きざまに右足を振り抜いた。浮き上がったボールはグイと沈み、相手GKの手の先を越えて対角のゴール右隅へと突き刺さった。

鮮やかな一撃がチームに勇気を与えた。完全アウェーだった。7万5000人観衆で埋まったシドニースタジアムは絶え間なく耳をつんざく大声援、拍手が地元チームに送られた。前半こそ浮足立つ場面こそあったが、組織的な攻守を披露した。いつものなでしこの姿があった。

後半40分には波状攻撃を浴びた。ゴール前で連続でシュートを打たれたが、チーム一体となって次々斗シュートブロック。同43分には決定的なヘディングシュートを相手エースのケネディに打たれたが、GK山下杏也加(30=マンチェスターC)がビッグセーブで阻んだ。最後まで集中力は切れず、浜野が挙げた虎の子の1点を守り抜いた。

24年2月に就任したニルス・ニールセン監督(54)にとっては、25年2月のシービリーブス杯に続くタイトル獲得となった。また、FW植木理子(26=ウェストハム)が6得点で大会得点王に輝いた。

なお今大会上位6チームに与えられる27年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(6月24日~7月25日)の出場権も獲得している。

【動画】浜野まいか、豪快ミドルの決勝ゴール>>