左ハムストリング筋損傷で長期離脱となったセレッソ大阪MF清武弘嗣(27)が、関東で約1カ月リハビリを行うことが1日、分かった。

 クラブの強化部門のトップ、大熊清氏(53)が「環境を変えて、集中してしっかりやろうということになった」と明かした。すでに6月29日からリハビリ施設に移っている。

 清武は6月25日の仙台戦で負傷。後日、全治8週間の診断結果が発表された。大熊氏は「けがが続いていることもあって、リセットする意味もある」と説明。これまでの負傷箇所も含めてしっかり治し、チームに戻す意向。尹晶煥監督(44)は、2日の東京戦(金鳥スタ)をはじめ、清武不在の戦いに「キヨがいなくても、みんなできる自信を持っているはず。一方でキヨのためにという気持ちもあって、団結する姿が見られるはず」と他の選手たちの奮起に期待した。