連勝を狙っていた清水エスパルスは、アウェーで北海道コンサドーレ札幌に敗れた。

 今季アウェーでは3勝4分け1敗と勝ち点を積み重ねていたが、2敗目となった。

 前半6分にバックパスを相手にカットされ、そのままカウンターで失点した。その後はパスをつないでボールを保持し、攻め込む時間帯が続いた。同19分には、MF枝村匠馬(30)のスルーパスからMF金子翔太(22)が枠内シュートを放ったが、相手GKが好セーブ。同23分には、DF鎌田翔雅(28)の右クロスにMFデューク(26)が頭で合わせたが、再びGKにセーブされた。

 後半途中からはシステムを変えて中盤を厚くし、攻撃に人数をかけた。試合終了間際にはセンターバックのDFカヌ(31)を前線に上げてパワープレーを仕掛けたが、不発に終わった。ケガで離脱したFWチアゴ・アウベス(24)の代わりにリーグ戦8試合ぶりに先発に復帰した金子は「立ち上がりの失点が痛かった。チャンスは作れていたけど、最後の精度のところを欠いてしまった」と悔しがった。