湘南ベルマーレの元日本代表DF坪井慶介(37)は、ジュビロ磐田の元日本代表FW川又堅碁(27)を止めきれず、失点を許し「残念です」と反省した。

 序盤から、坪井が川又を止め、もう1人がカバーする形で川又を封じていた。その中、前半22分に磐田に先制を許して迎えた同45分。坪井は、磐田MF松浦拓弥から縦パスが入った瞬間、川又に寄せたが、かわされて失点を許した。

 坪井は試合後、失点シーンについて「残念でした。振り切られたというより、タイミングが合わなかった。向こうも切れていなかったので、正面に立って(止める)というイメージだった。彼がうまかったということプラス、僕自身、反省したい」と振り返った。

 J1で戦う磐田との差は? と聞かれると「そこはコメントはないです」と言及しなかった。「では、J1を目指す上で積み上げなければいけないことは?」と聞かれると「どんな相手であっても、自分たちのやるべきことをやること、プラス1人1人が責任を持って戦っていけるか。出来る時間帯、出来ない時間帯、ミスする、しないとかは関係なく、戦っている姿勢は常に90分間、出来るはず。コンスタントに出来るよう、僕個人も含めてやっていきたい」と今後の課題を口にした。【村上幸将】