昨年度の全国高校サッカー選手権で初優勝に貢献した青森山田のU-18(18歳以下)日本代表MF郷家友太(18)が18日、J1ヴィッセル神戸の練習に初参加した。

 神戸市内の練習場でJリーガーと汗を流し「僕は(卒業後の進路として)プロしか目指していない。今日は緊張していたけれど、徐々に慣れてきた。レベルの高い選手が多いので、そういう人たちのいいところを吸収したい」と初々しい笑顔を見せた。Jクラブへの練習参加は初めてで、20日までの3日間を予定している。

 所属チームでは主に攻撃的MFを務め、ドリブルからの得点能力が魅力だ。Jクラブのユースも参加する高円宮杯U-18プレミアリーグEASTでは現在、7得点でリーグトップタイ。そんな高校サッカー界のエースは、神戸の元ドイツ代表FWポドルスキと2人組での練習などをこなし「最初は怖かったけれど、あっちから絡んできてくれた。左足でボールを持ったら、何か起きそうだと、生で見て感じました」とすごみを感じ取った。