「世界の2人」が帰ってきた。3日までアメリカで開催されていた女子サッカー4カ国対抗に参加した、なでしこリーグのマイナビ仙台レディースの5人が、8日にチームに合流。FIFAランク1位の米国も破り、全勝優勝したオーストラリア代表のFWケイトリン・フォード(22)とMFカトリーナ・ゴリー(24)はそろって活躍。ブラジル戦はフォードが2得点、ゴリーもゴールを決め、大勝した。フォードは今季公式戦2得点ながら、7月22日のリーグ杯浦和戦でユアスタ初得点を挙げており、量産に期待がかかる。

 大活躍の要因を聞かれ、フォードは「代表の選手とは小さい頃からずっと一緒にやっているから。けどマイナビでも慣れてきたし、量産したい」。19日のアウェー・ノジマステラ神奈川相模原戦からリーグ戦が再開する。ゴリーは米国戦で痛めた右内転筋に違和感を覚えるが、まだ時間はある。越後監督は「世界の2人がいるわけですから」と活躍を期待した。