浦和レッズからドイツ2部インゴルシュタットへ移籍するMF関根貴大(22)が10日、羽田空港からドイツへ出発した。

 9日はアウェーの甲府戦に後半38分まで出場。埼玉に戻ってからほぼ寝ずに出国の準備をしたという。車で家から空港に向かう道で大渋滞にあい、到着したときには出発の約1時間前というドタバタ出国に。「飛行機に乗れないんじゃないかと思った」と苦笑い。空港にはサポーターや友人が見送りに訪れ、惜しんで涙する人もいた。「浦和から世界へ羽ばたくという道を目標にしていた。1日でも早くピッチに立てるようにしたい」と力強く語った。