清水エスパルスはホームで黒星を喫し、J2降格圏の16位甲府と勝ち点4差に縮まった。

 前半6分にセットプレーで先制を許し、追う展開に。後半24分、左ふくらはぎ肉離れから復帰したFW鄭大世(33)がリーグ8戦ぶりに出場を果たした。同39分、FW北川航也(21)の右クロスに頭を合わせ、同点に追いついた。ゴール裏に向かって腕を組んで仁王立ちをするパフォーマンスで、同点弾を喜んだ。

 しかしチームは後半ロスタイムに2失点。勝ち点を失った。鄭大世は「正直、誰を責めていいか分からない。相手が攻め込んできたときに、守り切れなかった」と悔しがった。