J1ベガルタ仙台は29日、10月1日のホーム浦和レッズ戦に向け、仙台市内で約1時間の全体練習を行った。紅白戦に時間を割いた。

 浦和には4月のアウェー戦で、0-7と大敗。クラブワースト失点を更新した。渡辺晋監督(43)は「悔しさ以上のものを味わったのは、僕の中では忘れていない」と振り返った。

 「それを取り返す作業だけじゃなく、あのゲームから自分たちが何を学んだのか、今何ができるのかを試すいい機会だと思う。ただチャレンジするだけで終わらせたくないので、しっかりと結果を身につけて、その先に繋がるようなゲームにしたい」と続けた。10月4、8日のルヴァン杯準決勝川崎F戦も近づくが、「まずは浦和戦。先のことは考えずに。目の前の浦和戦に向けて、全エネルギーを集中させて、しっかりと戦いたい」と言い切った。