横浜Fマリノスが4試合ぶりに勝利した。

 G大阪は日韓の代表、GK東口、DFオ・ジェソク、MF井手口、倉田、FWファン・ウィジョの5人が先発。前半はホームのG大阪が主導権を握った。同14分、左サイドからMF泉沢がヒールで出したパスに走り込んだDF藤春が反応。ペナルティーエリア内に持ち込み、シュートを放つがGKにキャッチされた。

 対する横浜は右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で全治8カ月と診断されたFW斎藤を欠き、前半は攻めきれなかった。しかし、スコアレスで折り返した後半6分、カウンターから中央でフリーのFWヴィエイラがGKとの1対1を決めきって先制。1発で仕留めた。

 後半33分、G大阪が反撃。途中出場のDF初瀬からの右クロスが相手に当たるもFW長沢が頭で押し込んで追い付いた。

 それでも、後半終了間際に横浜がMF遠藤のJ1初得点で勝ち越し。FW斎藤へ白星を贈った。G大阪はホーム4連敗で優勝の可能性が消滅した。