4位が確定しているマイナビ仙台はホームで千葉を1-0と破り、3連勝でリーグ戦を終えた。チームは今後、28日から始まる皇后杯で初タイトル獲得を目指す。

 前半30分。右CKの流れから、MF安本紗和子(27)の浮き球パスをFW浜田遥(24)がトラップで処理し、右足で決めた。後半は押し込まれる時間もあったが逃げ切った。試合後のセレモニーで越後和男監督(51)は「選手、チームは成長しています。皇后杯がありますので、全力で取りに行きます」とサポーターに誓った。

 この試合を最後に退団し、前所属先のオーストラリアのブリスベン・ロアーに加入する同国代表MFカトリーナ・ゴリー(25)は「全部の試合が心に残っている。このリーグに参加できて良かった」と振り返った。浜田は「ミニー(ゴリー)が最後なんで、勝ちたかった。勝てて良かった。4位で悔しいが、皇后杯で越後さんを胴上げしたい」と語った。