J1横浜F・マリノスは27日、横浜市内で1時間余り、練習を行った。

 リーグ戦次節(29日)で激突するジュビロ磐田は、25日の天皇杯準々決勝でも対戦し、1-0で勝利。リーグ戦の前節は首位の鹿島アントラーズを3-2で破って3位に浮上しており、勢いに乗って中3日で再戦する。

 その鹿島戦で、MFマルティノスが両脚を負傷し、この日の練習は別メニューだった。練習後にエリク・モンバエルツ監督は「マルティノスは次の磐田戦のメンバーには入らない。でも(遠藤)渓太やイッペイ(シノヅカ)、ダビド(バブンスキー)といった選手は調子も良く、十分替わりを務めてくれる」と、不安要素ではないことを強調した。

 現在3位で、鹿島とは残り4戦で勝ち点9差。次節にも優勝の可能性が消滅するかもしれない状況だけに、DF中沢佑二は「残り4つ全部勝たないと終わってしまう。まずは次の試合に勝たないと、鹿島に勝ったことが無駄になってしまう」と、一戦必勝の決意を語った。