アジア・チャンピオンズリーグで浦和レッズは18日(日本時間19日)にアルヒラル(サウジアラビア)との決勝第1戦を迎える。17日は会場で会見と公式練習を行った。日本代表としてブラジル戦とベルギー戦にフル出場したDF槙野智章(30)は中3日での先発が濃厚。今大会12試合で23得点と高い攻撃力を誇る相手に、体を張った守備で対抗する。

 槙野はベルギー戦で193センチのFWルカク(マンチェスターU)と渡り合うなど球際の強さで存在感を発揮。アルヒラルには今大会最多タイ9得点のシリア代表FWハルビンがおり、相手に不足はない。代表戦後の16日に現地入りする過酷な日程だが、試合時の予想気温は約20度と暑さが控えめなのは朗報だ。「いい相手と試合ができることはポジティブなこと。スケジュールうんぬんじゃなく、試合をしたくてうずうずしている」と力強く語った。(リヤド=岡崎悠利)