アジア・チャンピオンズリーグ決勝で浦和との第2戦に臨むアルヒラル(サウジアラビア)は24日に埼玉スタジアムで公式練習と会見を行った。

 練習は午後6時ごろから、冒頭15分を除いては非公開で行われた。練習前に行われた記者会見に出席したラモン・ディアス監督は「勝つためにすべてを尽くす。準備はできている」と勝利へ自信を見せた。

 ホームでの第1戦は引き分けたものの、シュート数、ボール支配率ともに圧倒した。「ボールを持って攻撃するのが我々のスタイル。第1戦でもたくさんのチャンスを作った」と守りのサッカーを展開した浦和を相手に手応えをつかんでいた。

 攻撃面での中心選手であるブラジル人MFカルロス・エドゥアルドが第1戦でケガをして欠場を余儀なくされたが、「もちろん大事な選手と」しつつも不安はない様子だ。「控えにもいい選手がいる。前の試合でもいいプレーをした。いいパフォーマンスをしてほしい」と語った。