2位の川崎フロンターレがアジア王者の浦和レッズに完封勝利を収め、逆転優勝へ望みをつないだ。川崎Fは引き分け以下なら首位鹿島の優勝が決まる大事な試合だった。

 川崎FのMF小林悠(30)が前半14分に先制ゴール。DF陣も体を張って1点を守り抜いた。

 鹿島との勝ち点差は2に縮まり、12月2日の最終節に優勝はもつれこんだ。

 最終節で川崎Fが大宮に勝利し、鹿島が磐田に引き分けるか敗戦なら、川崎Fのクラブ初タイトルが決まる。今年は天皇杯、ルヴァン杯ともに準優勝に終わった川崎Fが、頂点へあと1歩と迫った。