東アジア・サッカー連盟会長を務める日本サッカー協会の田嶋幸三会長は7日、東アジアE-1選手権に出場する男女の北朝鮮代表には大会賞金が支払われないことを明らかにした。「われわれ(東アジア連盟)としては国際情勢、国連決議を踏まえて支払うことはできないと決めている」と話した。

 決定には中国、韓国の両協会も同調し、北朝鮮協会にも伝えられている。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対しては、国連安全保障理事会の制裁決議を受け、国際社会の圧力が強まっている。

 大会は男子で25万ドル(約2800万円)、女子で7万ドル(約784万円)の優勝賞金が設定されており、2~4位にも賞金が出る。