テレビ朝日が18日午前0時5分から放送する「やべっちFCマル秘SP!!超豪華レジェンドとガチンコサッカー対決!」の収録が8日、東京・八王子市内で行われた。日本サッカー界の「黄金世代」、J1札幌MF小野伸二(38)、稲本潤一(38)らが集結。MCの矢部浩之(ナインティナイン)率いる「やべっちFC」と対戦した。

 華麗なパスワークなど、高度な技術を披露した収録を終えると、「黄金世代」の経験をもとにした18年W杯ロシア大会の日本代表の展望が話題となった。共通の認識だつたのが、「初戦の重要性」。98年フランス大会、02年日韓大会、06年ドイツ大会を経験した小野は「(日本の入った1次リーグH組は)周りから簡単に見えるかもしれないけど、簡単なわけない。とにかく初戦。初戦で勝つと勢いに乗れるので」と言い切った。

 02年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会に出場した稲本は「厳しいグループだと思うけど、初戦で勝ち点を取れればと思う。仮に取れなくても、もう2戦あるというメンタリティーがあれば、とも思うが、そのあたりはもう少し強さが必要」と明言。1次リーグ初戦のベルギー戦で引き分けて勝ち点1を挙げた日韓大会、同初戦のカメルーン戦で勝って勝ち点3を挙げた南アフリカ大会は決勝トーナメントに進出。一方で初戦を逆転負けで落とした06年ドイツ大会は1次リーグ敗退している。 その3大会を経験しただけに「日韓大会と南アフリカ大会はベテランがチームを盛り上げ一体感があった。嫌な雰囲気になっても、それを変えてくれる感じがあった」とベテランの重要性も強調した上で、「やはり初戦の勝ち点の取り方が大事」と話した。

 10年南アフリカ大会で決勝トーナメント進出の原動力になったMF松井大輔(36=オドラ・オポーレ)は自身がプレーするポーランドと日本代表が対戦することになったが「1次リーグ3戦目なので、どのような状況で対戦するか分からないから」と慎重に話ながら、「とにかく初戦で決まるのでは」と言った。

 強豪国は上位進出を見すえたコンディショニングを行うケースがあるが、日本は大会出場国の中ではまだまだ「発展途上国」と言える。日本代表の歴史を作り上げてきたレジェンドたちが話すように、3度目の決勝トーナメント進出のためには、初戦必勝が必要条件になるはずだ。